2019/11/18

淀川・伝法のポイントをどう読むか!?

 これはあくまで僕が、今考えてる伝法駅南側テトラ帯の狙い方です。 つい1-2年前までとは全く違う狙い場になっていますし、今も常に『これでええんか!?』と自問自答の繰り返しで、自信をもって『これがええでー!』と言える内容ではありません。

 まずここの代表的なピンポイントの写真で、一年で最も潮位が低い5月頃に底がどうなっているかの調査目的だけの為に行った時のものです。

 ご覧のように、大潮の最高潮位(赤線)だとテトラは手前側も沖側も完全に水面下に没してしまい、その結果立ち位置から沖側テトラの外側までの距離は相当遠くなってしまいます。 もし、この時に沖側テトラの更に外側を狙うとなると5.4m以上の長竿しか無理になります。 夜釣りだとこれも有やと思います。

 また、同じ干潮でもその日の潮(大潮とか小潮とか)によってかなり大きな差(青線と緑線で各日の違いを示してみました)がありますので、その影響も考慮に入れる必要があります。
 以前は昼間の竿出しの際に、まさか沖側テトラより内側で大型のハゼが釣れるとは微塵も考えていませんでしたが、1-2年前頃からどうも釣果が伸びなくなって悩んでいました。 その時に丁度、このブログを見て下さっている方から、内側の石の穴釣りで好釣果が出ていると教えて頂き、早速試してみるとその通りだったので、以来岸寄りの穴釣り専門になっています。
 今でも、外側テトラの周辺は、穴に入れ込むのではなく、穴の近くにエサを持って行き、穴からハゼをおびき出すイメージ(=左寄りの3つの⇒)で探ってはいます。 でも、それより内側の2つの⇒のような場所を探るのが主体(8割くらいかな?)で、釣果もここで伸びています。 僕がブログを通じて師匠だと勝手に思っている千葉外房の方の意見も含めて、大型ほど岸寄りの意外な浅場に入り込んでいる事が多いと思っています。 これは、淀川に限った事ではなく、どこのポイントでも経験を通してその傾向を感じています。

 僕が淀川でハゼを狙う時に釣行時間をどのように考えているかが下記の潮位表です。
 これが、前回10日に伝法に行った時の釣行時間を考えた内容です。 潮位表で50cm位くらいの時が、釣れる穴の水深がかろうじて水深20-30cmくらいで、かなり多くの場所では干上がって釣りにならない状態です。(但し、沖側テトラの外側は水深はごく浅いとは言えほとんどの場所が竿出し可能で、短竿のみ持参の僕は丸出しになったテトラの上に乗って真下を釣っています。)
 穴釣りなので、このような考え方ですが、同じ日に同行したこのポイント初めての方(ハゼ釣り歴は長い)はこのポイントでの穴釣りがやりにくそうだったので、3.6mくらいの延竿で沖側テトラの向こう側を釣っておられましたが、20cmオーバーの良型だけでも7匹釣っておられました。

 同じ干潮でも例えばこの日だと、午後の干潮は既に僕の好みの潮位の最高位である100cmを越えてまっています。 沖側テトラと岸側テトラの間の底にある石と石の間の隙間に仕掛けを落とし入れるのには、入れる穴が見えるのが必須となるので、結構低い水位とある程度の水の透明度が必要になります。 もしこの日望みの潮位に釣行するとなると朝6時半頃スタートし8時半には終了となってしまい、たった2時間でしかも早朝の釣行を強いられる事になってしまいます。

 ・・・と、まあ、こんな事を考えながらやってる訳ですが、今も悩みの真っ最中で、以前4.5m延竿で沖側テトラの外側を釣ってたんは何やったんやろ?とか・・・そろそろ夜釣りの時期かなとか・・・迷い回ってる今日この頃です。(笑&悩)

6 件のコメント:

  1. 私はバカです。
    昨日 ここの場所に行ってきましたが
    間違って手前のテトラより陸側のゴロ石の隙間を必死に狙ってました。
    干潮前の水深も20cm程度の所です。

    ああ今日の投稿を見れたら良かったです。
    また機会があれば行ってみきますね。

    いつもでハゼって釣れるんでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. ゆきやさん:
      んな事ないですよ!ハゼの穴釣りが初めてだし、僕の書き方だとただ穴としか書いてないから説明不足やったと思います。

      今回に懲りずまたトライしてみて下さいね!

      このポイントでの大型の穴釣りは10月頃から徐々に始まって、せいぜい12月中旬頃までだと思います。 ハゼは通常早春に生まれて、翌春には産卵後死んでしまう1年魚なので、非常にシーズン性の強い魚です。

      削除
  2. コメントありがとうございます。

    まだ12月までは釣れるんですね 穴釣りも10月頃からなんですね
    今年 もう1度行けたら行ってみたいです。

    毎年10月に武庫川や淀川に1度は行くんですが さっぱり釣れなくて穴釣りっていう釣り方を知って
    またチャレンジします。

    返信削除
    返信
    1. ゆきやさん:
      いえいえ、こちらこそです!

      産卵が2月頃から始まるので、マハゼの雄はその1-2ヶ月前から砂泥地に産卵用の巣穴を掘り始めるので、そうなると全く釣れなくなります。 一方12月後半頃になると雌はお腹が卵でパンパンになって、非常に警戒心が強くなり夜行性が強くなるみたいです。 そう言う背景で、なんとか苦しいながらも昼の穴釣りが可能なのは12月中旬頃までと言う事になります。 勿論、年によって気候や水温が違うのできっちりいつ頃とは決まっていないです。

      淀川でハゼの穴釣りをされてる方はそんなに多くはないですが、たんまに来ておられる方をお見かけする事もあります。 ひょっとしたら、現地でお会いする事もあるかも知れないですね 😊✌

      削除
  3. まさにこの記事は、僕も含めこれからハゼの穴釣りをやる人達にとっては永久保存版ですね^ ^
    僕もハゼ釣りを始めたのもピケさんのブログがきっかけで今はドップリハマってます。
    ハゼ釣りを知って楽しみが増えた事に感謝しております!

    返信削除
    返信
    1. 南の太陽さん:
       有難うございます。どこまで具体性を持って書けるかなかなか難しいもんですね。 それと、土砂の堆積などで少しづつ地形が変わる可能性もあるので、あくまで考え方の参考にしてもらえればと思います。
       逆に、新しいポイントを教えてもらったりして、こちらこそ有難いですよ!

      削除