2013/07/27

・・・で、どうやったん!?

雨にも降られず、予定通りに行ってきましたー

22時頃に備前、伊里の駅に降り立ちました。
終電で、降りたのはじじばば各1名・・・無人で、自動改札も何もない単線の駅
駅前も真っ暗闇で、少し心細い感じがしますが、とにかく釣り場へと急ぎます。

テクテク・テクテク・・・およそ20分で①の河口ポイントへ、思ったより早く着いたので、ひとまず竿を出してみます。岸寄り、竿いっぱい、ゴロタ石の近く、橋下(人ではない)を探りますが、無反応・・・水面も、どんよりして動きが無いので、30分程度で切り上げて、お楽しみの②の鉄板ポイントと読んだ船上げ場のスロープへ

テクテク・・・10分後には、漁港に到着
草むらから2匹の鹿が慌てて山の方に逃げていきました。
勢い込んで、スロープ中央に仕掛投入・・・あれ?
もっと浅いとこかなー・・・ありょ?
深場はー・・・おにょ?
ここも、波打ち際に波がなく、ただどんよりした海面にボラが踊るのみで、無反応
スロープに続く波止の漁船の間もこまめに誘いますが、気配すらなし。
期待が強かっただけに、ひつこくあちこち探ったのですが、結局変化の無いまま次のポイントへ・・・

③④⑤⑥のポイントは、湾に沿って走るメイン道路に面して連なった場所です。
テクテク、ポチャン・・・テク、ポチャ・・・テクテクテク、ポッチャ~ン・・・
順次石積みの足元を中心に探っていきますが、ここもどんより動きのない水面で、ときおり小魚の群れが通り過ぎる程度で、やはりアタリは皆無です。
徐々に焦る気持ちが強くなりますが、ひととおり予定していたポイントは丁寧に探り続けます。
一睡もしていないのと、歩き続けているので、徐々に疲れを感じるようになってきて、『なんで、わざわざこんな遠いとこまで徹夜で、釣れもしない想像のハゼ釣りにきたんやろ~・・・』って投げ出したくなってきました。

時間を見ると2時頃です。
まだ、始発まで4時間程もあるやん・・・駅に戻ってベンチで寝るかなー?

いや、逆に言うとまだ釣りを3時間もできるぞ・・・予定の⑦まで、とりあえず行ってみるか・・・
テクテクテク・・・おや?ええ感じの小砂利と砂の混じった小さな浜が出ています。しかも自然のスロープになっていて、波も少しあります。









せっかく来たし、このスロープだけでも探ってみるか・・・
ポチャ・・・クンクン♪・・・クイ~~ン・ヒュンヒュン♪
おおお~!やっと来たがな~・・・外道のマハゼですが、17-8cmはありそうで良く引きました。









同じ処に仕掛けをポチャ・・・





















手前にポトッ・・・


















アタリが全く途切れません。
ヘタに誘うと、デキハゼがヒットしますが、できるだけ小さな上下動をすると、大抵は良型が乗ってきます。
約2時間、エサが無くなるまで釣れ続きました。
デキハゼが掛かったのは数える程で、15cm以下のヒネのリリースは1/3程度でした。

しかし、今日の勝負は勿論負けです。
ウロハゼは、ただの1匹も出ず!
18cm以上も、たったの6匹!
・・・ハゼには、なかなか勝てへんな~
でも!だから?いつまでもこの釣りが止められへん。
終わり良ければ全て良しの結果オーライの一日になりました。










仕掛けはホームと同じですが、
オモリ付自動ハリス止めのすぐ上にチモトホタル(エサを付ける時の目印用)、道糸の途中に25mmのケミホタル(アタリ取り用)を付けています。
針はキジスペシャル8号
エサ:赤イソメ(店によっては、ゴールドイソメとも言うみたい)800円

18.5cm、1匹(本日の長寸)
18cm、5匹
17.5cm、6匹
15.5-17cm、37匹












*****************
釣りを終えて駅に戻る途中で、漁港に回ってみたら、不要になったこれが山のように捨てられていました。














そうです!これがウロハゼの壺漁に使われるものです。
風化したものや割れたものが捨てられていました。
上の物は、備前焼で焼き締まって美しい景色が出ていたのですが、底部がごっそり割れてありませんでした。

こちらは風化が激しいですが、付着物が美しく、目立った割れもなかったので、漁協の方に了解をもらって1個持ち帰りました。

12 件のコメント:

  1. ピケさん、こんばんは
    徹夜の遠征、お疲れ様でした。
    蒸し暑くて大変だったことでしょう。

    おそらくここだろうというポイントをグーグルのストリートビューで見ましたが、こんな狭いピンポイントを見つけたピケさんの嗅覚は充分勝ちに値すると思いますよ。

    本命のウロハゼはでなかったようですが、マハゼは立派なサイズが揃いましたね。
    漁港に壺があったということはかなり近づいてるはずです。
    またいつかリベンジしてでっかいウロハゼを釣り上げて下さい。

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    1. ぶるさん:
      はーい、こんばんわ
      いやーなかなか骨身に応えました(笑)

      グーグルって飽きないですねー、確かに狭いポイントでした。
      遠征の面白さは、初めての土地でいかにピンポイントを探し出すかで、結構癖になりそうです。

      この良型サイズを、3.6m中硬調で数釣るとほんとに面白いです。
      やはり釣味は穴釣より数段上ですね。

      次はウロハゼに会いに、やっぱし淀川ですねー!

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  2. ひーさんの父2013年7月28日 14:20

    お疲れ様でした。やはり無人駅でしたか・・・(^^)。

    ウロは駄目だったようですが、この時期なのにマハゼが大漁でよかったですね、お流石です。
    でも、漁港で完全な海水と思われますが、マハゼが大量に居たのですね。

    岡山に数年住んでいたことがありますが、ウロハゼがメジャーとは知りませんでした・・・。
    ところで猟師さんにウロハゼが捕れているかは聞かれなかったのですか?

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    1. ひーさんの父さん:
      は~い、頑張りましたよー♪
      無人駅の事、事前に教えて頂いていたので助かりました、有難うございました。

      そうでしょ・・・僕も不思議に思って舐めてみたら、かなり塩分濃度が薄い感じでした。湾口が狭いので、川から流入した真水の影響が強いのかも知れないです。

      そうやー!その手があったんですねー・・・確かに聞けば良かったー!!
      ちなみに、漁港に魚市があり、8年くらい前の真夏に観光で訪れた時には、どっさりウロハゼが水揚げされていました。それが、今回釣りに訪れるきっかけになったんです。

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  3. こんばんは

    すっ、、、凄すぎます(^^)
    ヒネがこんなに大漁、、、釣られていないんでしょうか?

    やはり夜釣りが良いんでしょうか。
    一度チャレンジして見ようかな~涼しいし・・・(^^)v

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    1. としぼ~さん:
      は~い、こんばんわ

      ですよねー。自分でもこの時期にこんなに釣れてびっくりです。もし、途中であきらめていたらと思うと、踏ん張りがいがありました。
      この湾は、秋のシーズンにはハゼ釣り船が多く出るくらいなので、釣られていない事もないと思うのですが・・・

      そうですよ!真夏の宵に涼みがてらヒネを狙うの気持ち良いですよ!一度試されては?

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  4. 何よりこの情熱に拍手!です!!
    秋になったら、このヒネ達は一体どんなサイズに成長するのでしょうか?

    併せて、ウロハゼの壺漁…
    初めて知りました。
    漁具は、「用の美」そのままで、野の花も似合いそうですね~!

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    1. 元単さん:
      は~い、有難うございます。
      でもマジで、もうちょいでくじけそうでした。
      粘りって大事ですねー!
      僕も、同じ事考えてました・・・さすがに確率の低い冬場に、もう一度行こうとまでしないとは思いますが(笑)

      この漁法は、当地独特のものみたいです。
      ですよねー!活けるのが楽しみです♪

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  5. ピケさん、こんばんは。
    綿密な計画による遠征お疲れ様でした。ハワイで英気を養っての出撃!拝読していても普段のピケさんの記載とはいくぶん違うみなぎるpowerを感じました。

    さて、結果についてはピケさんの粘り勝ちに限りますね。
    私であれば、近場のコンビにでアルコール&つまみを購入して一杯やってしまう状況です。

    すでにこの時期にこのような良型がでたとなると、Hカップの長寸部門でもこの場所が期待大になるのでしょうか?
    でもホームも忘れられないですよね。

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    1. ななさん:
      はーい、こんばんわ
      今回は以前から気になっていたところだけに、かなり入れこんでました(笑)

      確かに僕の釣りのスタイルは粘りかも知れません。
      ひつこく、ひつこく探り続けるタイプみたいです。

      晩秋ー冬季にかけて面白そうですが、さすがに遠いのでちょっと無理そうです。
      皆さんそうでしょうが、やはり愛すべきはホームですね♪

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  6. お疲れ様です。
    1枚目の画像がそそるものがありますね~♪
    夜の帳の中、1本の敷石堤の先には魅惑のスロープあり…
    小さい場だとは思いますが、引き当てたものは『大当たり』に匹敵するものでしたね~♪
    確かにウロハゼドンは釣れませんでしたが、良いもの見れましたね~
    うちが睨んでた場所は河口1番ポイントだったんですが…
    ハズレてしまいました(^^;)

    この壺見て気付いた点を一つ。
    表面に『パイプ』が付着していますね。
    パイプの特徴は塩分濃度がある程度安定して濃い所。
    そしてもう一つの特徴は年間で見た時水質が淀んでいるという所。
    瀬戸内の塩分濃度から見るとゴッツ着くんだけど、潮が綺麗だから微妙な付き方はある程度濁りが薄い証拠。
    オモロイ場になりそうですね~
    そして新規開拓に魅了されましたね~♪

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    1. JDさん:
      は~い、お互い様です!
      ほんとに小さい場でしたが、これほど凄い釣果につながるとは驚きでした。また、ここのヒネは長さだけでなく、太さのある非常に力強い個体が多かったのも特徴でした。(引く引く!)
      あの河口ポイントは僕も不思議です。海の状態から思うに、最近相当の雨量があり、その影響が残っていたような気がします。

      成る程!付着物から塩分濃度を知り、そしてポイントの推測へ!
      JDさんならではの眼力・・・非常に参考になりました。!

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