2016/10/23

ヴェネツィア & ハゼ紀行 No. 3

さて、ムラーノ島に4泊した後に向かったのは、マッツォルボ島(0.52km2)です。
この島は橋(徒歩で渡る為のものです)でブラーノ島(0.21km2)とつながっています。
ブラーノ島は、ヴェネツィア全体に新鮮な魚を供給する漁師の島であり、また非常に繊細なレース編で有名でもあります。

泊まったのはここVenissa Wine Resortと言うところです。
奥に見える緑の窓枠が部屋

事前にメールで釣りについて聞いてみたところ、ここの目の前の運河でちょくちょく釣りをするのを見かけるよ、との事でした。

ここでの釣りが一番楽しみにしていただけに、ワクワク感は隠し切れなかったですね(笑)

早速、宿の前でスタートすると10分後くらいにアタリがあって狙いの獲物が!

アタリはめったにないですが、あたれば確実に針に乗ります。
そこそこの型

裏側も確認

このエリアでもう一匹追加しましたが、これでおよそ1時間半くらい。

ポンポン上がる感じではないので、次のポイントに移動
4か所目星を付けていたポイントの中で一番期待していたところです。
対岸にカラフルな家並みが見えるのがブラーノ島

竿を出してヘチをこずいていくと、やや小型ですがすぐに出てくれました。

良さげな木の杭があったので仕掛けを入れると、少し落ち込んだ部分があったので杭のギリギリをひつこく探っていると、クンクンと目印が下に引っ張られ、それに合わせて少し道糸をゆるめてやると、糸がスーッと沖に走り出します。ここで合わせると一気に下に突っ込み、根に向かってまっしぐら!腕をいっぱいに上げて我慢しますが、強烈で重量感のある引きです。
家を出る時に迷ったのですが、硬調を選んでおいて良かったです。硬調とは思えないくらい満月に曲がって、なかなか浮いてきませんでしたが、やはりこの時が一番楽しいですね♪
やっとあがったのが、これです。

このように、横をむいてるとまあ普通なんですが・・・

真上から見るとそのゴッツさが判ってもらえるかと思います。

裏側はこんな感じ

竿の目印で長さを確認すると、思った程ではないですがおよそ21cmで、ひとまず20オーバーをクリアーできました。

実はまさかこのサイズをゲットできるとは思っていなかったので、この時点で達成感とともに肩の力が抜けてしまいました(笑)
この両側に一本ずつある黒っぽい杭の手前側で食いました。

まだ時間があったので、もう少し続行

さすがに大型は、さっきの一匹だけでした。

だんだんアタリが出るまでに時間がかかるようになり、当たっても乗らなくなり出したので、次のポイントに移動
漁師さんの船溜まりで、ここも期待していたポイントです。
(対岸に見えているアーチ状の小橋がさきほどのポイント)
奥の塔の左手に宿

・・・が、結局ここではノーアタで終了となりました。
一応15cm足切でキープしていたのがこの釣果です。

宿の部屋ではろくな調理はできないので、この中から17cm以上のみ5匹を頭と内臓を取って良く洗ってから持ち帰りました。
残りの2匹は、ずっと僕の横でおねだりしていた猫ちゃんにプレゼント(写真撮りそこねたー)

このミニのアーミーナイフで捌くのは大変
部屋にお皿がなかったので、大きめのコップで代用(汗)

少しは釣れるだろうと、街中で買っておいた白トリュフ入りのバジルペーストをかけた一品です。

基本的には日本のマハゼとほとんど同じような食感と旨味です。
臭みとか癖は全くなく、マハゼに比べて身の厚さが半端なくて、噛み心地がたまりません!
味は、マハゼより少し濃厚なのかな?旨味と言うか甘味をかなり感じました。
ケイちゃんの評価も満点を貰えましたよ~♪

釣りレポは今回で終わりです。
次は、魚市場の様子と、魚料理をぼちぼち紹介しよっかな~

6 件のコメント:

  1. 天ぷらささ木2016年10月25日 19:32

    20cmオーバー
    見事です
    体つきや模様はウロハゼっぽいですね
    白トリュフ入りバジルペーストがけ
    すばらしい!!!!!
    ワインが必要です
    天ぷらもいってみたいところですが・・・無理ですね
    こんどは南米のハゼ・・・・

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    1. "天ぷらささ木"のご主人様
      いやほんまに、これが出るかどうかで今回の旅のねぶちが変わりました

      このペースト持って帰ってきたから、マハゼでもやってみます
      ちゃあんと、ワインも買うてきてますで!

      このハゼ天ぷらにしたら、食べ応えあるやろなー
      身の厚さ半端やないです

      前から気になってるんは、東南アジアに生息してる記録60cm級が出てるハゼです。行ってみたいな~

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  2. 天ぷらささ木2016年10月26日 17:43

    東南アジアの二尺ハゼ・・・
    タイに釣りのガイドをしてる友人がいてます
    たぶん二尺ハゼが釣れるところまで連れてってくれます
    必要なときはゆうてください
    ほんで
    今日風邪を圧してハゼ釣りいきましてん
    ムコンデルタフィッシングセンターへ行くと
    社長は
    「もう前に打ってもぜんぜん釣れへんよ」
    て言いますねん
    「穴がええのん?」
    て訊くと
    「穴ならまちがいなく釣れる」
    て言います
    そこで、ムコンデルタの最河口部のテトラまで歩いていこかと思たんですけど、風邪でかだらが弱ってるので
    とりあえず石ゴカイだけ買ぉて
    また阪神電車のってDPへいきましてん
    ピケさんがゆうたはったヨンサンの下のへっこんでるとこのちょい下流のテトラ&石積みへいってみました
    竿は宍道湖用に作った短竿(全長135cm五本継ぎ)
    まだ潮が低いからかあんまりあたりませ
    それに
    竿が短いので「あそこやな」というところはぜんぜんとどきません
    水際ギリギリに立って
    目の前の届く範囲のちょっとした凹みに石ゴカイを落とすと
    14〜15cmのウロハゼが数匹と良型のチチブが数匹釣れました
    マハゼはぜんぜん釣れません
    場所まちがえてるのかな・・・と思いながら
    まだ時合いとちゃうかもと思い直して
    もうちょっと潮が上ってくるまで退屈凌ぎに前回キビレとセイゴが入れ食いやったヨンサンの下へ移動
    いつものちょい投げをやったんですが今日はかいもくアタリなし
    もうやめて帰ろか思たんですけど
    やっぱり気になるのでまたテトラの穴釣り
    すると、さっきとおんなじ場所やのにこんどはマハゼが釣れました(15cmぐらい)
    おんなじ穴で連発することはなく
    次々に穴を変えて15cm前後のを釣ってると
    突然ガツ〜ンときて20cm超のマハゼが釣れました
    ちゃんと計ってみると20.8cmでした(大阪湾側では久しぶりの20cm超え)
    結局、1時半から2時半の一時間にマハゼ7匹、ウロハゼ6匹、チチブ5匹を追加して、一回石積み踏み外してこけて、ヨンサンの下のキビレ狙いも含めて二時間半の釣りでした。
    あそこの石はおおきいのんでもグラグラのんがあって危険があぶないですね。
    1.35mの竿では太刀打ちできません。
    二列に並んでるテトラの隙間を狙うには3〜4mの長竿が要りますね。
    ピケさんはあそこではどんな竿でやってはるんですか?

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    1. "天ぷらささ木"のご主人様:
      ホェ!タイにそんな方がいてはるんですかー!
      どないしてポイント探そか心配やったんで、その節は是非ともご紹介を!

      まさにおっしゃるように、外側のテトラを狙う時は3.6m(時には4.5m)を使うてます。
      ほんでも、岸際にも埋まったテトラが少しありますが、潮が6分以上になるとここにも入って来るんで、1.8mがちょうどです。ほんで、あそこは浮石が多いんで注意せなアカンのをちゃんと言うてなかって、すみませんでした!
      潮いっぱい上がるとこのグラグラの石の中にどっと入って来るんで、1m程度の短竿で釣れるんです。
      そやけど、今頃の季節は穴に入るでもなく、夜型になるでもなく、いっちゃん難しい時期やのに、よう釣りはりましたねー!

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  3. お疲れ様です。

    イタリーハゼドン釣っていますね♪
    画像を見る限りでは色々な種類のハゼドンが上がるみたいでオモロさが伝わってきました。

    ピケさんの嗅覚に掛かればイタリーハゼドンもイチコロのようですね。

    それにしても乾燥餌大活躍ですね。

    何もかもの段取りから釣りの腕前までお見事です。

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    1. JDさん:
      はーい、お互い様です。

      なかなか多様なハゼが居るようで、なんとか思い描いていたビッグワンも出てくれました。
      この乾燥餌は思った以上に使えるものでした。(但し、戻し方が結構微妙な頃合いが大事でした。)

      ほんとに段取りはかなりしっかりしました。
      いつも有難うございます。

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