2013/09/07

アジャ~(泣)・・・の巻

なんとか雨の合間をぬって淀川まで。
今日は、バリカンさんのテナガポイントであり、ぶるさんの前回調査ポイントの、新御堂下左岸に行ってきました。

阪急電車”南方”で降りて、橋を渡ってポイントへ・・・
よ~く考えてみたら淀川を歩いて渡るのは、なんと初めてです!









こんな感じに角テトラが並んでいて、確かに穴釣りに良さそうな雰囲気です。









ところが、30分程の間いろいろ探っても生命反応が皆無・・・
どないなってんの?
スタートしたのが10時頃で、どんどん潮が引いていきます。(干潮14時)
やっと上がったのはチビウロの13cmくらいで、それからも上がるのは同じようなサイズのウロハゼばかりです。
1時間くらいでなんとか14cmくらいのマハゼが1匹









結局橋下では計3匹のマハゼのみで、チビウロは2-30匹リリースしたでしょうか。









その後、上流に向かって少し釣り上がってみました。
テトラの隙間で影になった処を探ると、引き込むようなアタリがあり、合せると小気味よい引きで上がったのがこれ(20cmくらい)









以前淀川右岸の更に上流で釣れてびっくりした、カワアナゴです。
まぐれかなと思ってたら、また釣れます。(相次いで、17cm前後のを5-6匹釣ったでしょうか)
これは良く写真に載っている背中がベージュ色になる特徴がよく出た個体です。









橋から10mくらい上流ですが、ここもたまにチビウロが上がるくらいで、マハゼは全くです。
・・・で、ラスト間近に上がったのが、このドデカいカワアナゴ(25cm近くあったと思います。太さも半端じゃなかったです。)
この強い引きは堪らないです!狙いたくなる程魅力ある魚です。









希少種との事なので、持ち帰りたい気持ちをグッと抑えて、全リリースしました。

仕掛けはいつもと同じで、90cmの市販テトラ竿を使いました。
【ポイント考察】
水を舐めると、塩味は全く感じませんでした。
(このところ雨が多かったのと、下げ潮の最中だった為かも知れないです。しかし、カワアナゴの生息域であると言う事は、やはり淡水に近いエリアではあると思います。)
以前この対岸で釣った時と釣り場を比較してみます。
対岸は流れがはっきりしていて、0.5号オモリで延べ竿を少し振り込むと、少しづつですが流されます。これに対し、今日の場所はよどんでいて、ほとんど流れは感じません。同じ0.5号オモリを使いましたが、チョイ投げしても全く流される事がなかったです。
また沈んでいるテトラや石の表面ですが、こちらは微粒子の泥が厚く堆積しており、仕掛けを投入したり魚を掛けるとモウモウと舞い上がって底が見えなくなってしまいます。
底質ですが、対岸は砂地が浅く広がっていましたが、こちらは少なくともテトラの更に向こう側5mくらいまでも底に石が敷かれている様子で深さもありました。(但し、根掛かりは少ないです。)
今までの経験で、マハゼのポイントとして不可欠だと思っているのは、底が砂ないし泥状である点です。同じポイントのずらっと並んだテトラの穴釣りをしていても、底が全て石やコンクリートで覆われて砂泥が見えていない場所ではマハゼの確立が極端に減り、ウロハゼが多くなるように思います。
基本一番下が砂泥であって、その上に石やテトラのような身を隠せる場所が点在しているのが理想的だと思います。
潮の動きが速過ぎるのも余り良くないですが、やはり適度な潮通しも必要条件であると思います。
今日のポイントは障害物(テトラ)の魅力が大だったのですが、マハゼに限って考えると余り適さないような気がしました。

8 件のコメント:

  1. ピケさん、こんばんは
    中途半端な報告をしたばかりに申し訳ないです。
    昨夜、ピケさんが行かれる前にもう一度5mの竿を持って行こうと思ってましたが、緊急の用事が入ってきて行けませんでした。
    石の向こう側の底がどうなってるのか気になってましたが、あまりマハゼには適してないようですね。
    今回のピケさんの調査結果も踏まえて新規開拓していきます。

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    1. ぶるさん:
      はーい、こんばんわ
      いえいえ、淀川でこの感じのテトラが入ったところを探していただけに、一度は行かないと気がすまない場所やったんです。
      それに二人で探ったら、ちょっとでも広範囲をカバーできるしね。
      ちょっと断定的に書き過ぎたかも知れませんが、率直な感想です。
      阪神なんば線下流は、両岸とも探ったので、伝法水門付近や、上流側の両岸も機会あったら行ってみようと思っています。

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  2. ひーさんの父2013年9月8日 8:11

    カワアナゴの魚影が濃いんですねー。
    25cmは引きそうですね~(^^)。
    チビでもこれだけ釣れると飽きないですね、羨ましいです。

    ポイント開拓もどんどん進んで次への布石ですね。

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    1. ひーさんの父さん:
      希少種と言われているだけに再度、しかも数が出たので驚きました。体型的にもマハゼよりマッチョな感じなので、引きは半端じゃないですよ!
      いやー、フラストレーション溜まりまくりだったので、翌日へと続く・・・です(笑)

      やはり新ポイント見つけるには授業料も必要ですわ(汗)

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  3. をっと、行ってこられたんですね♪(^^
    「気が済まない」というお言葉、素晴らしい!(笑

    確かにおっしゃるとおりやと思います。
    流れが澱んでいて、水が臭うように思うんですよね、ココ。
    底も還元したヘドロっぽいですし、環境的にはイマイチとちゃいますやろか。
    僕の時もウロハゼの15cmくらいのんは釣れましたけど、
    マハゼは小さいのんが釣れただけでした・・・。
    ハゼやったらやはり、2号線前号&下流の方がエエように思いますわ。

    しかしココにもカワアナゴ居るんですね!
    ちょっと飼ってみたくなる存在感です(^^。
    僕はココの初回に、新御堂より上流も探ってみたんですが、
    潮が満ちていたせいか水深が深く、エビがあまり居なかったんですよ。
    引いてくればテトラの奥から出てくるかも知れんなとは思ったんですが・・・。
    それ以上に日差しがしんどくて、ついつい新御堂下流で釣ってましてん、日陰ですから(笑。

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    1. バリカンさん:
      はい、なんとか有言実行できました(汗)
      やっぱし、自分で確かめないと肥やしにならへんから。

      そうでしょ!カワアナゴは珍しさゆえか1-2千円で売られてるみたいです。
      僕もテナガの姿も探しながら釣ってたんですが、橋下と少し下流寄りでデッカイのを数匹見ただけで、上流サイドでは見なかったです。(かなり引いて、底が丸見えでしたが、ゴカイに出て来る事はなかったです。)

      確かに澱んでいて、ヘドロっぽかったです。
      対岸は流れがあって、かなり良い環境やのに不思議です。

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  4. ピケさん、こんばんは。
    カワアナゴ、ハゼのシーラカンスみたいなオーラをだして
    いますね。

    しかし、淀川には相変わらず驚きです。
    すでにマハゼの大物がいたり、ウロハゼがいたり、カワアナゴ
    がいたりと、非常に懐の深い川ですね。
    このように一言で表現してしまうのも失礼ですね。

    今週末も急遽関西方面に行くことがあり、淀川を通過しましたが、
    わずかな時間でしたが、じっくりみてしまいました(笑)


    もしご経験でわかればで結構ですので教えてください。
    淀川でマハゼ、ウロハゼの居場所に違いはありますでしょうか?
    ちなみに、衣浦では、私の経験上ですが、砂地の割合が少なくなるほどウロハゼの生息率が高くなります。

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  5. ななさん:
    はーい、こんばんわ~
    なんだか、この魚にご縁があったみたいで(笑)
    ほんと、まさに古代ハゼって表現がぴったしかも・・・

    ちょくちょく関西出張があるんですね。
    時間あれば、例え30分でもお茶できたらええのにねー♪
    淀川は、僕もまだビギナーなので、ぶるさんに教えて頂きながら、自分なりにもポイントを増やそうと思っています。
    淀川ブランドのウナギが脚光を浴びているように、ほんとに豊かな大河だと思います。

    僕も、全く同意見です。
    生息場所としてマハゼには砂地(泥地も含めて)が不可欠ですが、ウロハゼには障害物が不可欠だと思います。
    その事は、産卵場所を考えてもうなずける訳で、マハゼは砂泥地に自分で穴を掘って巣穴を作りますが、ウロハゼは岩や倒木の裏側(最近は空き缶や、塩ビパイプの中が多くなっているそうですが)に産卵するそうです。

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