2024/02/01

でわ、これの作り方をば

 

オモリを扁平にする時の厚みを変えて、
4種類作ってみました。

前回の記事で興味を持って下さった方がおられたので、詳細な作り方を順に羅列してみます。 不明点等ありましたら、遠慮なくお尋ね下さいネ!

オモリ

いつも使っているのは丸型ですが、たまに細長いタイプも使っていました。 どちらも同じ0.5号なんですが、釣っていると細長タイプの方が少し重いような感じで形のせいか落ちる速度が早過ぎたんです。 それで測ってみると【丸:1.83g】【細長:2.20g】と明らかな差があったので、少し先を切り落として、ほぼ同じ重さに。


簡単に切れます
ハリス止
過去にいろいろな太さ、タイプ(真っすぐのや、柔線)を使ってみたんですが、このSUS硬線が最も適していたので、もう何十年もこれだけです。 
長さの設定:5㎜ハリス掛け用折曲、7㎜オモリ下端まで、13㎜オモリ長さ、2㎜平たく潰した時の鉛の伸び分、4㎜オモリ上端から道糸を結ぶ所まで、7㎜道糸を結ぶ所から、降り曲がってオモリの中に入る部分まで・・・このように設定して、後々の曲げ工程で細工がし易いように目安としてマーキングしてから切り取っています。


硬線の曲げ
あくまで鋭角に曲げたいだけなので、
絶対に切る方向に力は入れてはダメ!

せいぜいこの程度までしか曲がらない

ペンチで挟んで、
ここまで曲げます

パレットナイフに挟んで、
先だけを思い切り締めます

パレットナイフに挟んでいるので、
先は開きます

道糸側は目印を基準に、
丸く折り曲げ

ハリス止側からオモリに通します
これで潰すと2ツある目印の右側まで
オモリが伸びる・・・筈
鉛の潰し
0.5号までが、ペンチと自力で潰したり曲げたりができる範囲だと思います。 0.8号だとよほど力が強くないと無理そうだし、手を痛めそうなので気をつけて下さい!(万力みたいのが必要かな?)
ペンチのギザの無い部分で
ペチャンコに押しつぶす
(結構しんどいワ!)


仕掛をさびいたり、
穴に落とす時に、
フラフラと泳がないかな?
って、曲げてみたヨ


潰し具合を色々変えてみました
色付
水性です
(油性だと次のピンクと混じってしまいます!)

ピンクの発色を良くする為に、
2度塗りしてます(疲&笑)

マニキュア型のが使い易い
奥様の(自分の!?)マニキュアでも
良い色があれば使うのも良いかも!

同系の塗料はやはり混ざるので、
合成うるしで、
丸箸を細工して、〇型スタンプとして使ってみました、
あまり綺麗じゃないけど、
筆で書くよりはましでした

目にレモン色を
(ほんとは蛍光系の方が良いと思うけど、
引き出しの有り合わせを使いました)

爪楊枝の先で目を入れると
・・・ゼーンブ顔つきが違って
・・・オッモシレ~!

ハリス止に道糸やハリスが絡む事があるので、
これでカバーして使っています


4 件のコメント:

  1. スナゴマです

    目が書いてあるのが面白いです。
    ブラーは漂わせるイメージがあって
    メバルのようなタナか、
    カレイのような底で釣れそうな感じで
    ハゼを延べ竿で誘うなら
    着水から着底までの間にユラユラと
    誘ってもいいし、底でアピールも
    できるのかもしれないですね。
    試作とはいえ10個以上作っているのが
    楽しくなって止まらなくなっていそうです。

    ユラユラと漂わすなら
    鉛じゃなくて、シモリのように水の中で
    サスペンドできるようになれば、
    胴付き仕掛けでおもりを一番下にして、
    底から7センチくらいでブラーが
    サスペンドしたら、根がかりも少なく
    ハゼに見つけてもらいやすくならないかな。
    考えていると楽しくなりますね。

    いろいろな考察、楽しみにしています。
    作り方、参考にしてみます。

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    1. スナゴマさん:
      エへへ、この目は魚に対するアピールってよりは、自分自身で楽しんじゃってる感じかも(笑)
      おっしゃるように、作り始めると面白くて、少しずつ形を微妙に変化させてみました。 まさにそのユラユラを再現してみたいんです!

      オモリを一番下にした胴付きにって言うのは非常に納得がいくんですが、これは僕の勝手なこだわりで、穂先からオモリ~エサまでを一直線にすると決めてかかってるんです。 理由は、例えそれが釣果を左右しても『これ以上ないところまでシンプルな仕掛けにしたい』ただそれだけなんです。(汗) おっしゃるように、ハゼも完全に底に着いたエサよりも、底から少し上に浮いているエサを食って来るそうです。 なので、僕の仕掛の場合、穴釣りでも着底したままではなく、常に底を切ってブラブラ・ユラユラさせるように釣り方でカバーしてるんですが、それがまた難しく&面白いです!

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  2. こんばんは タマです。
    いや~面白いものを作られましたね。
    私も中通しのオモリを赤く塗っていますが、たまに、エサではなくオモリのほうにアタックしてくるハゼがいます。
    これは私の妄想ですが穴にいるハゼは縄張り意識を持っているような気がします。
    このブラーは間違いなく穴の奥にいるハゼを刺激するでしょう。何らかのアタックをしてくればそれでハゼがいることが分かりますので、これは強力な武器になると思いますよ。
    実釣のレポートが今から楽しみです。笑

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    1. タマさん:
      はーい、こんちわ。
      やはり経験がおありなんですね! なる程縄張りで、追っ払いにアタック。
      ハゼクラにも似た感じにしたので、効果アップになってくれるかと思って・・・?
      時期が始まる前から前のめりになっちゃってます(汗&笑)

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