そう! アカモク ・・・またの名をギバサ
ちゃんとした文献に興味ある方はこちらをどうぞ。
僕的には4-5年前から注目して売ってないか探してたんですが、ついこないだ乾燥品(送料安いし)をポチッとして買ったとこでした。
ところが期待してたネバネバがまるでないただの海藻・・・がっかりしてました。
こないだ。メカブを拾った時に海上を漂う海藻らしきものが気になってたので、また裏海に行ってみたらその海藻が大量に石畳の岸辺に打ち寄せらててました。
良く観察してみると、まさにこの美味しくなかったものと同じ物!きっと新鮮なものを自分で料理したらネバネバが得られるんじゃないかと持ち帰ってみました。
あちこちのサイトで勉強しながら、構造を見てみると
こんな感じで構成されています。
a) 生殖器床:これは雌株のもので、雄株のはもっと細長い
b) 気泡:海の中で倒れない為の浮き袋(先端には葉体が付いてます)
c) 葉体:いわゆる葉っぱ
でもって、早速丁寧に洗って(ヨコエビとかワレカラみたいのがいっぱい付いてます:別に食べても害はないけどね)主脈(茎)から a) b) c) を取り外していきますが、これが予想以上に大変!とにかくヌルヌルネバネバで、細い枝でも指が滑って結構ちぎれないんです。
ポン酢も合います |
でもって、もう一回あちこち検索して調べてみると、冬場の若い内はまだ a) は発達していないみたいで、ネバネバの元はこの a) なので、成熟期である4-5月頃にならないと見られないそうです。
採ってきたものをもう一度良くみると、この a) がぎっしり付いている部分がかなりありました。
ただし、若い個体は加熱により綺麗な緑色に発色するそうですが、成熟したものはほとんど緑色にならないので、販売用にはあまり使わない地方(業者)もあるそうです。
雄株の細長い生殖器床も見えてます |
めかぶ以上にヌメリが強く、水分を除くのが大変なので、またドライヤーが大活躍・・・でもって、レンジでチンした後もドライヤーを当てながら冷ましました。
その後、めかぶ同様にきざんできざんで・・・これがとにかく大仕事です!
できた~!
たまり醤油を混ぜた後、熱々ご飯に乗っけて生姜を乗せて
これ最高!!!(お前は、何でも最高やん・・・)
めかぶとは違う、シャクシャクと言う噛み心地がプラスされてます。
どっちがええと言う事はできませんが、それぞれ違う個性で楽しいですね~♪
どこかに書いてありましたが、動物も植物も藻類も、生殖にかかわる部分はネバネバなんやそうです(笑)
それにしても自然の恵みを食べる状態にまでもってくるんは大変な作業が要りますねー!
『ありがたや・ありがたや』