ハゼ亜目
このグループに属しているサカナを一般にハゼと呼んでいます。
亜目の下には、9科270属が含まれ2200を超える種から構成される、サカナの中でも最も繁栄しているグループの一つです。
尚この内1950種はハゼ科に属しています。
この中で名前を知られているものをいくつか紹介します。
科としてはやはりハゼ科で、ムツゴロウ、トビハゼ、シロウオ、ヨシノボリ、チチブとよく知っているハゼはほとんどこの科に属しています。
勿論、マハゼ・ウロハゼはこの科の代表格ですね。
他には、ドンコ科・・・ドンコ:日本では珍しく完全な淡水に住んでいる大型種で最大 25cm、腹ビレは左右2つに分かれています。
そして、カワアナゴ科・・・カワアナゴ:海で産卵し、成魚は汽水域でも最上流部に遡って暮らします。最大 35 cmで、これも腹ビレは左右2つに分かれています。
他の科は、あまりなじみがないものが多いようですが、ダイバーに人気があるものや、アクアリウムのペットとして人気のある可愛いものや綺麗な種も多く居るようです。
釣りと言う意味合いでは、サイズがそれ程大きくないので、世界的にみて大人気とまではいかないようですが、東南アジアでは比較的大型種が生息しており、わざわざ狙う事が結構あるようです。
ハゼは英語で言うとGoby(ゴビー)ですが、釣り対象になった場合、Sleeperと呼ばれる事が多いみたいです。これは、通常底で物陰に隠れてじっとしている性質からきています。(ハゼじゃないのもSleeperと呼ばれてるのもあります。)
釣り対象のハゼのSleeperとしては、
Spotted Sleeper (max. 40 cm)、Bigmouth Sleeper (max. 60 cm)、そしてハゼの中で最大種であるMarble Sleeper (max. 80 cm)が有名です。(いずれも、正式名称ではなくて釣り人の呼び名です。)
これら3種はいずれもカワアナゴ科に属しているようで、特徴であるゴロンと丸い体型をしています。
また、以前にも紹介しましたが、このMarble Sleeper (マーブル・ゴビー)は東南アジアで高級魚として盛んに養殖されていますが、養殖されているハゼはこの種のみではないでしょうか。
これに対して、日本における大型の種はどうでしょうか?
種子島・沖縄地方に住むホシマダラハゼ(カワアナゴ科)が最大 45 cm、次いでカワアナゴ(カワアナゴ科)が最大 35cm、特殊なところでは有明海周辺に住むハゼクチ(ハゼ科)が最長 60 cm、ワラスボ(ハゼ科)が最長 40cmでいずれも細長い体型をしています。
ワラスボ!怖い顔ですねー!
・・・で、おおざっぱですが、ハゼの仲間の紹介でした。
次回は、オマケ編として、日本各地の食用としてのハゼをご紹介します。
aha
返信削除書くとこ間違えました
ワラスボて
ハゼ科やったんですね
ぜんぜん知りませんでした
昔むかし
ウナギを食べに柳川へ行ったとき
ウナギ、ドゼウ、ムツゴロウは食べたんですが
ワラスボとエツを食べ損ないました
ムツゴロウも甘露煮だったので
ムツゴロウ本来の味がよくわかりませんでした
いつかそのうち
ワラスボとムツゴロウとエツの刺身を食べる旅に出たいと思います
それに
近所の川でカワアナゴを釣るのが今年の目標
ああ
楽しみ
楽しみ
天ぷら”ささ木”のご主人さま:
削除ehe
どっちでも万屋です
あの姿からハゼとは想像もつかへんですよねー
わあ!その旅うらまやしなー♪
母なる川のカワアナゴ、こっちも楽しそう♪