2014/01/23

退屈しのぎに・・・

なんだか漆が塗ってみたくて堪らなくなりました。
・・・と言っても漆科の植物の代替え漆ですが。

3月から行こうと思っているギンポ釣り、
去年は竹竿の穂先をそのまま使ってましたが、
今年は2本の並継にして、手バネ竿に作り替えてみました。

素人のお遊びなので、工程は載せてもつまらないので、完成品だけご紹介

全長は78cm
漆は”透”と言う、天然のままの色で透明なのを使いました。
これが顔料も加えず、漂白もしていない基本の色合いです。

本来は塗る毎にヤスリをかけて平滑にしながら何度も塗り重ねるのですが、ヤスリをかけずに3度塗りで仕上げました。
透明色の場合少しでも塗り方に均一性を欠くと、塗りムラが非常に目立ち易いと言うのが良く解りました。
顔料の入った不透明系のものなら、こんな事にはなりませんが、春慶塗が好きな僕は、この透明感が大好きです。

オモリ負荷3号をかけると軽く曲がる程度です。
強引にギンポを穴から引きずり出すには、これでも少し不安がありますが、逆にスリリングで面白みがあって丁度良いと思います。
さあ、今年のギンポ釣りはどうなるかな~♪

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