全体像:西は芦屋川~東は夙川までで、その間に宮川がありますが、夙川でさえさほどの流量では無く、他の2本は豪雨でも無い限りはチョロチョロか干上がっています。 でも大きな目で見ると、この3河川を運河が繋げていて、見方によっては一大汽水域が形成されていると言っても過言ではないと思います。(この間を個体のハゼとして、どの程度まで移動しているのか、はたまたそれぞれの狭い範囲に留まって移動はしないのか、興味のあるところです)
ホームポイントは徒歩10分、最短ドアトゥーハゼ15分の記録がありますが、芦屋川からの土砂の堆積が異様に多く&早く、最近はさっぱりのダメダメポイントになっちゃいました。
宮川河口は、11-12月に20cm前後が狙えますが、東西に開いた運河なので強い風が抜けていく事が多く、なかなか良い釣果を叩き出せていません。(エへ、下手なだけやん!)
今回はこの中で、阪神間のハゼ釣り場としては比較的知名度があり、淀川・武庫川に次ぐ3番目のポイントとも言える夙川河口の汽水域の海をやや詳しく紹介します。
夙川域全体像:昔からの自然の砂浜が残っている貴重な場所で、御前浜は小さな子達を連れて安全に家族で水遊びができる貴重な場所です。 背景には六甲山脈が見えて、この清々しい景色の中でハゼ釣りができるのも有難いですね!
一番奥の僕ちゃんポイントから夙川の流れ込みまでにも砂浜があるんですが、ここで釣りをされている方はほとんど見かけませんし、ましてハゼ釣りは誰一人していないと思います。(何でやろ?) そして、一番手前にあるマリンスポーツの拠点・・・これが唯一問題で、ここから水上スキーのボートが頻繁に釣り場にやって来ます。 特に僕は石畳の先端で穴釣りをする事が多いので、その波がザッブ~~ン、ジャッブーンと来ると非常に危険なので、回避して上のコンクリート台まで戻り、収まるまで待つ必要があります。(その点、隅っこ暮らしだと全くやって来ないので、とても快適!) 跳ね橋も新しいものではありますが、一日に数回跳ね上がる事があって、そこそこ風情があります。
堀切川水域:川とは言っても、現在は住宅街からの雨水排水路になっています。 基本的にほとんど釣り人がおらず、たまにチヌのルアー釣りに来る方が居る程度です。(50cmオーバーをちょくちょく上げていてビックリします) 去年までは導流堤でのみ竿出ししていて、釣れる日釣れない日のムラが大きかったんですが、去年後半に見つけた隅っこ暮らしピンポイントが比較的安定した釣果で、かつ足場が良いのもあってお気に入りになっています。 この黒線で示した辺りは、石畳の沖側の底は基本砂地で、ところどころにゴロタ石がある程度で、3.6~4.5mの延竿でも気持ち良く脈釣り&シモリ仕掛で釣る事が出来ます。 まだ少ない経験ですが、やはりゴロタ石があるとその周囲でアタリが出る事が多いようです。 また結構な早さで潮が流れることがあるのですが、それが大潮・小潮に直結していないような感じがあってまだよく判りません。 また、あくまで個人的な感想ですが、上げ潮より下げ潮の方がアタリが多いように感じています。(反対意見待ってるゾー!!!)
また、導流堤から西向きに竿を出してハゼクラをされて、結構良い感じで釣っておられる方(但し、もともとハゼクラ名人級の方です)がおられます。
御前浜側:フィッシングマックスなんかでも良く紹介されているポイントで、ハゼ釣り場としては、この御前浜東エリアのゴロタ場(ゴロタと言っても、1個1個が小さいのが多いように思います)が知られています。 去年その更に東隣(カーブ付近)で脈釣りをしてみましたが、思った以上に反応が多く、上手な方ならかなり数が出ると思います。 穴派の僕に魅力なのは御前浜の反対側にある長~い石畳で、去年はイマイチでしたが一昨年は11~12月に20cmオーバーが数出て楽しかったです。(ハゼ釣りに有名なエリアではありますが、穴釣で狙ってるのは今のところ僕だけの様です。 西側から海にかけても石畳は続いており、年明けには海寄りの穴で超大型が狙えるんではないかと思ってはいますが、なかなか足を運ぶ勇気が出ないです。
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