2018/09/02

ハゼは Red で!?

 かなりの強さの台風に、またまた直撃されそうなので、かなりガックシきている、今日この頃です・・・
 でもって、ちょっと退屈しのぎに、僕の仕掛と、そのアホなこだわりをご紹介(笑)

【仕掛の変遷】
初期に使ってたものです。

 ハゼを釣り物の一つとして、本格的に釣り始めたのは、30代の時に四日市転勤になってからです。 一番足しげく通ったのは、当地方では有名な白子港で、もっぱらチョイ投げスタイルでした。
 その頃の定番が一番左の誘導仕掛でオモリは1~3号、針は普通の市販のハリス付ハゼ針でした。 中通しオモリだけとかも使いましたが、とにかく「ハゼが抵抗なく食ってくれる」と信じて、遊動仕掛しか使った事はありません。 また「遠いとこ程釣れる」と信じ切ってたので、ハゼ釣としてはオモリが重い方だったと思います。

 10年ほど前に兵庫県、芦屋市に戻りましたが、意図した訳ではなかったんですが、芦屋川河口の現在僕のホームとなったポイントから徒歩10分くらいの処に住む事になりました。
 すぐにここでハゼ釣りを始めたんですが、秋になると目の前の石畳の水深10~20cmのところに、そこそこの大きさのハゼが多数見かけられるのにびっくりしました。 ここで、初めての見釣りが始まりましたが、この釣り方だと仕掛がシンプルかつ直結でハリスの長さが短い程扱い易かったので、真ん中の様な遊動でない直結仕掛を使い出しました。
 それと、この時に、ハゼが赤いものに興味を持つと言う記事が目に止まり、オモリを赤く塗ると、なんと!エサではなくて先ず赤いオモリに体当たりして来るのを何度も目の当たりにしたんです! そして、オモリを鉛のまま・赤く塗ったもの・黄緑蛍光色・白く塗ったもの・を比較すると、実際に圧倒的に赤に寄って来る事が判りました。

 途中で、2本針仕掛けだとエサが目立ち易く、ブラブラ動くので釣り易いと言う記事にひかれて、右端のような仕掛を試したり、お江戸で有名なシンプルな遊動仕掛を使ってみたりしましたが、自分の釣りスタイルは結構攻撃型であり、また道糸からエサまでをいかに直線的かつシンプルにするかにこだわるようになりました。 すなわち、遊動仕掛から離れ、固定オモリでハリス直結となった次第です。

【道糸&ハリス】

 もともと源流のアマゴで始まり、地磯中心のグレ釣りになり、最終的にハゼ(のみ)に落ち着いたので、最初はハリスにフロロカーボンを使っていました。 しかし、ハゼ(特に真冬の抱卵した)の居食いの微妙なアタリには、殆ど伸びる事が無いPEが良いと言う結論に達しました。 ところがハリスとしてPEのものは出回っていないので、結局道糸には太目(1.5 ~ 3号)ハリスには同じ糸の細目(0.8 ~ 1.0号)を使うようになりました。 勿論色は赤でなければなりません!(笑) ただ、PEをハリスにした時には2つの大きな欠点がありました。
  1)フニャフニャと柔らか過ぎてとても絡みやすい
  2)根掛かりした時に切れてくれないので、無理に引っ張ると竿を傷めるし、糸を引っ張ると指が切れそう
 しかし去年ハゼ好きのグループのFacebookでたまたま知った”吸込糸”の存在! 通常3種類の番手があって、一番細目のでもかなりの太さですが、試しに冬の大型につかって大成功! 食いに影響はないし、アタリの感度はPEと同じだし、掛かりは良いし、絡まないで、根掛かりはちょっと引っ張れば切れてくれるし、しかも赤いし、文句なし!!! なので、これに変えましたが、デキハゼ(10-11cmくらいまで)には、少し食いが落ちるようにも思えますが、まだ確信はありません。

【針】

 13cmくらいまでの、いわゆるデキハゼにはあまりこだわった針は使用していませんが、デキハゼを掛けるのがメチャメチャ下手糞なので、針先の鋭さでナノヤマメを使っています。 3号から販売されていますが、なんとなく僕の最小サイズはデキハゼ用として4号を使ってます。(チビ防止のつもり)
 それより大きいのを狙う時は、一刀アマゴ王7号(これがこの針の最大)がメインで、真冬の大型にはキジスペシャル8号を主に使っています。 これら渓流針の形状(懐が大きく丸い)が僕のハゼ釣りには合ってるみたいです。 ちなみに、一刀アマゴ王は超半スレ針で、カエシが半スレよりさらに微小になっていて僕の好みにぴったしなんですが、残念な事に7号が最大で、大ハゼには少し小さ過ぎるように感じています。
 今まで使った一番大きな針は、サクラマススペシャル10号で、実際に釣れてはいますが、やはり大きく軸が太い分ちょっと食いが落ちているように思えます。 ついつい大きな針に手を出してしまうのは、合わせのタイミングが下手なので、技術をカバーして飲み込まれるのを避けたいが故です。

【オモリ付ハリス止】

 こんな風に作って、こんな風に使っています。
 竿・道糸・オモリ付ハリス止・ハリス・針・・・どこまで一直線で、シンプルかを追求した結果がこうなりました。 勿論、道糸に直接針を結び、適切な場所にカミツブシを付ければ、よりシンプルにはなりますが、根掛かり等の際に、素早く針を交換する事を考慮するとそうできないのが残念です。

【ハゼクラ】

 5年くらい前になるでしょうか? 今年初めに亡くなった地蔵さんが、いち早く淀川発祥のこんな釣り方があるのを紹介して下さいました。
 ルアーにせよ、エサ釣にせよ『その魚が食べるもの』で釣る事に変わりはありません。 僕の知ってる範囲では、他には縄張り争いを利用した世界的にもユニークな『鮎の友釣り』があるだけなのでは? ここに、そのどちらでもないハゼの習性?『赤くて動くものに興味津々♬』を利用したこの釣りに興味を持って、すぐに作ってみました。 一応は、見よう見まねで、沈む為のバランサーの埋め込み、左右に揺れ動く工夫、底に潜ろうとさせる先端のベロと、工夫はしたつもりです。
 ・・・が、結局使わずじまいです。 このままに終わるかも!?

【ハゼ釣用ドレスコード】

勿論、赤に決まってますやん! 洗濯中と極寒期を除き、これを着て釣り場に居てます(笑)



しょ~もない記事にお付き合い、アリガトございます!!!