7月11日の記事で紹介しました、馬好釣児さんのご好意で頂いた和竿キットがやっとこ完成しました。
今まで竹を使った竿は5-6本作って来ましたが、きちんとした和竿の工程(生竹収穫後の乾燥、火入れや曲げ直し等々)を経たものは今回が初めてです。
一番手がかかり、難しい上記基礎の重要な工程は全て終わったキットとして送って下さったので、僕の主な作業は塗りとガイドの糸巻による固定だけでした。
7月17日の記事で取り上げたように、ガイドと手羽根竿の特徴である糸巻は自分で作成しました。
漆の代替品は、よく知られているものでは3種類販売されており、カシューが漆科植物であるカシューナッツの木から採った成分で最も漆に近そうですがプロ用でもあるので販売単位が大き過ぎます。ホビー用としては、ふぐ印のものと、東邦産業の特製うるしがありますが、後者は漆科植物から採ったものである事が明記されているので、これを使用しました。
塗りは毎日行って、最大7回程度の塗り重ねを行いましたが、何せ素人の上あわてん坊なのでムラムラが出てしまいました。 馬好釣児さん、せっかくの素材なのにごめんなさい!
糸巻部分は、透明漆(完全無色ではなく淡茶色)で塗装して、元の絹糸の色合いを活かしてあります。(写真では黒に見えますが、実際は灰青褐色)
3本継
継いだ全長:92cm
重さ:44g
先径:2mm
竿尻:15mm
穂先は竹ヒゴを削りだして作ったもので、もっと長い竹ヒゴがあれば良かったのですが、市販の4mmΦの竹ヒゴは30cmしかありませんでした。 その為、かなり強い先調子(8:2調子くらい)になっています。 これは、まさに20cmオーバーのハゼを狭くて牡蠣殻等の付着した穴から一気にデカハゼを引っこ抜くのに適していると思います。
なので、この竿の本格始動は11月頃になると思います。 使用感のレポについては、その頃までお待ち下さい。
馬好釣児さん、重ねて有難うございました!
こんばんは
返信削除良い感じの鯊竿が出来上がりましたね!!
完全なデカ鯊の穴釣り仕様ですね。
寒くなってからが楽しみですね(^^)/
としぼ~さん:
削除少しハデ目の配色になりましたが、和竿らしい感じにできたように思います。
使ってみないと判りませんが、とても筋が通った竿になっているように思うので、デカ鯊の微妙なアタリでも手に伝わるのではと期待しています。
寒いの苦手ですが、早く寒くならないかな~♪
ピケさんこんにちわ! 哲です。
返信削除いやぁ~凄いですねぇ~っ!以前から自作されてるの観てましたが 今回のも完成度高いっ(笑)
早くこの竿で釣り上げたハゼドン見たいですね。
ホームの情報も楽しませて頂きました!
皆さんのコメントでお腹いっぱいで自分のコメント書けませんでした(笑)
また、楽しみにお待ちしてます!
でわでわ 失礼致します。
哲さん:
削除は~い、こんにちわ!
流石に本格的に和竿を自作しておられる方から頂いた素材だけあって、やる気満々でした!
台風後のホームに行ってきたので、また結果見て下さいねー
でわまたです。