☆ 尼のホルモン販売専門店
尼崎方面に仕事で行く機会があって、普段行った事がないので事前にいろいろお店を調べてみました。
・・・で、かなりレベルが高そうなお店発見 ”かごもと”
店のHPは通り一遍ですが、あちこち個人のブログを見てみるとかなり期待できそうでした。
三和商店街と言うところにあるこじんまりしたお店を訪れると、店員(店長さんかな?)の応対だけでも、この店の姿勢が垣間見れる気持ちの良さ!
全部買いたいくらいですが今回は4品のみ
(センマイは売り切れやった)
1) 白ハチノス
本格的に料理するなら白くないグレーのを買うべきですが、ホルモン素人の僕としては、無難に処理済みを選びました。
どこのレシピを見ても、ハチノスの臭さが書かれていますが、そのまま臭ってみても、軽くホルモン臭がするだけ!
通常は3-4回となっていますが、念の為に一度だけ香草で茹でこぼしてみました。残ってたブランディーとお酢を適当に入れて、伸び過ぎたローズマリーをたっぷり放りこんで、圧力鍋で20分加圧し、後軽く水洗いして料理にかかりました。
レストランのトリッパは、ほとんどトマトの味しか感じないので、トマトの量は最低限に抑えて、赤ワインを多目に使ってみました。
大量の仕上がりを全部皿に乗っけたら・・・
全然美味しそうに見えへん(泣)
食べたら・・・ビックリポン ♪
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2) 大テッチャン(メンチャン)=牛の盲腸
検索してもほとんど詳しい記事がありません。
稀少であり、油分が少なく肉厚で濃厚との事で、通常流通していないとなると当然???買いたくなってしまいます。
生の内側 |
これも、状態が良いからかそのままでも殆ど臭気はしませんが、一応下ごしらえに、粗塩と小麦粉でヌメリと臭みを取って良く水洗いしてから、サッと湯通しをしました。
処理後の外側 |
3) 赤セン・下(上ギアラ)=牛の本当の胃袋(第4胃)
普通の赤センマイは全体ですが、この店では肉厚の薄い部分と腸につながる付近の肉厚で油分が少なく濃厚な部分とを分けて(値段もだいぶ違う)提供しています。
生の内側 |
上記と同様に下処理
処理後の外側 |
2)3)は下包丁を入れた後、食べ易い大きさに切って、モツ鍋にしました。
鶏ガラでスープを取って、白味噌仕立にしました。
料理の外観は特徴が無い(ほんまは、せっかくの美味しさが見れへんから)のでやめときます(笑)
4) モツ焼き:写真忘れたー
お店の前でモツ(ほとんど全部位が均等に混じってました)をオリジナルのたれで焼きながら売ってます。次々とお客さんが買って行くので、常に新鮮そう!
試しに200g(500円!)だけ買って帰りました。
表彰もされた一品ですが、まあ美味しいと言ってもB級グルメやし、そんなに期待してませんでした。
・・・が!!!
これはタダ者やあらしません!
ミシュランに載ってもおかしない!(ちょっと言い過ぎ?)
今まで食べたモツ焼きは30件はくだらんと思いますが、比較するのがはばかれる程の別格の美味しさでした ♪
☆★☆注意点☆★☆
この店のホルモン素材は素晴らしいと思います。
その良さを活かす為には、下処理は最低必要限に抑えるのが肝要やと思います。
もっかい、ここの素材を活かして再挑戦したいです。
言うときますけど、ここの店の回しもんとはちゃいます!