= 鯊の甘露煮、山椒風味 =
年に一回のお楽しみ、大型のハゼを中心に、この為に貯めていました。
甘露煮用の焼干しは、柔らかさを保つ為に出汁用と違って完全には水分を飛ばさずに冷凍保管しています。
また、山椒は春に硬くなる前の若い実を購入し、サッと塩茹でしてから塩をまぶして冷凍保管しておき、塩抜き後2度ゆでこぼしてから、ざっくり刻んで使いました。
【処方】
ハゼ(焼干しとして) 766g、62匹 (17-20cm)
酒:コップ2杯
濃い口醤油:330g
たまり醤油:100g
三温糖:630g
水飴:46g
①
圧力鍋にクッキングシートを敷いて、ハゼをぎっちり並べる。
(今回は4段になりましたが、多過ぎて完成までに時間がかかり過ぎました。)
ひたひたの水と酒を入れて、高い方の圧力設定で加圧後15分弱火で過熱し、放置冷却。
②
落とし蓋をして、水飴以外の約半量を入れて、極弱火で煮詰める。
ここまでが1日目
③
更に味を見て、成分量を調節しながら水飴以外の成分を追加して煮詰める。
これを2回繰り返してほぼ味を完成させる。
④
最後に、水飴を入れる。(照りを出す目的)
⑤
あともう少しで煮あがりそうな頃合いを見計らって、落とし蓋の下に山椒をバラバラと入れる。
⑥
やや火力を上げて、山椒に沸騰した液体の泡が充分に回るようにして、15分煮て終了。(山椒を入れた後で煮過ぎると、山椒が固くなってしまうので注意)
⑦
手で触れる温かさになったら保存容器(今回は3ケース)に移し、下に溜まった液体をまんべんなく全体にかけてやる。
非常にうまく煮あがりましたが、あまりに柔らかくてハゼが大きい為、持った時に自重で2匹折れてしまいました。
こちらは、特に大型中心の容器
こちらの上の方には、今年初めて作ったウロハゼの甘露煮が入っています。(ウロハゼの耳石は焼干しを作る前に手術して除去してあります。)
いや~、旨そうな甘露煮ですねー。
返信削除思わずじゅるっっと涎が出そうです(^_^)。
このために大型貯蓄されていたのですね。
この間の日曜日の感じでは、水は冷たいですが潮さえ良ければまだ釣れそうでした。
クリスマスハゼ頑張って下さい!
追伸:竿情報ありがとうございます。
ひーさんの父さん:
削除エヘへ・・・この為に頑張ってました!
クリスマスハーゼ・・・頑張りたいんですが、どうも体調がもう一つで、どうなりますやら(汗&涙)
返信削除ピケさん
こんばんわ
鯊の甘露煮山椒風味
山椒の若い実の下準備や
⑤⑥の細やかな手順に心打たれました
それにしても
見事です
畏れ入りましてございます
ikasasさん:
削除はーい、こんばんわ
まさかコメント頂けるとは・・・光栄です!
やり出すと深みにはまる方でして(汗)
何をやっていても、プロに負けたくないって言う、アホな根性で・・・エヘヘ
有難うございます!
そちらのブログの関西人の真骨頂みたいな軽妙洒脱ぶりにぞっこん参っておりまする。
それに比べて、たまに入れるコメントが、我ながら無粋やなーって、いつも航海に出ています(ペコ)
熱燗をキュッとネ(#´ー´)旦
返信削除髭地蔵さん:
削除あの・・・
ひょっとかして・・・
ほんまは魚嫌いちゃいますか?
少しだけやけど持って帰って欲しいなー!
よかったら来る前にメール下さい。
これ真面に言うてます ^^
あっ、バレた|゚Д゚)))
削除髭地蔵さん:
削除やっぱし!家内が気にしてたんです。
オフ会の時、さかな責めをしてしまい申し訳ありませんでした!
ホロッと崩れる甘露煮…いいですな~~~あ!
返信削除山椒との相性も抜群ですよね。
耳石を外す甘露煮は、ピケ家ならではの技、参りました~あ <(_ _)>
元単さん:
削除山椒を入れるのは、元単さん仕込みですよー!
きちんと量を計った事がなく、安定した味にしたかったので、ちゃんと計ってみました。
これから全部耳石を外そうと思っていたのですが、いやはや大変です(汗)
毎回はとうてい無理そうです(笑)