4-5月頃の大潮干潮時は一年でも最も潮位が低くなります。 ホームの芦屋川河口は、お散歩コースでしょっちゅう観察していますが、型・数ともに最も好漁な伝法エリアは今まで底の様子を観察した事がありませんでした。
淀川=大阪湾の潮位が最も低くなるのは5月27日(-9.0cm)ですが、昨日4月29日は15:06(-3.3cm)でした。 一時的に天候急変の為、最も低い時間は逃しましたが、14:30頃の潮位±0.0cm付近の状態を報告します。
あくまで自分用であり、一部僕自身の感覚的な感想も入っていますので、あくまで参考に見て下さいね!
【エリアの全体図の説明】
この日は12時頃から伝法水門の南側にあるテトラ帯でウロハゼ狙いをした後、南階段付近から観察をスタートしました。
南階段から北側に向かって10mくらいまでは、テトラが多重に置かれており過去に何度か試した限りでは、この多重テトラではほとんど釣れた事がありません。
多重テトラが終わると北に向かって2重テトラ帯が続きますが、中央階段北にあるコンクリートスロープまでは、内外のテトラが重なって置かれています。
ここが2重テトラ帯の始まりで、この後ずっと北端までテトラの外側の底の状態は概ね同じような
状態でした。
この様にテトラとテトラの隙間はほとんどありません。
コンクリートスロープの前の5-10mくらいだけ、テトラ外側に大きめの砂利が沢山置かれています。
ごく一部ですが、テトラとテトラの隙間にいかにも釣れそうな砂地の穴(隙間)がありますが、水没した状況ではこのピンポイントを見つけるのは難しそうです。
ここからが、外側テトラと内側テトラの間にテトラ一個分くらいの間が空いているエリアになります。 僕が良い結果を出したのはこのエリアになりますが、今年はここまでのエリアももっと探ってみようと思いました。
ほとんどの場所で、テトラとテトラの間にはガラ石が敷き詰められているので、ここを釣るのは不可と思います。 但し、たまにあるガラ石のないところ(写真手前のような)は絶好のポイントになるように思います。
2本ソテツの辺り
そのすぐ上流の1本ソテツの辺り
いつも好調の離れテトラ
今回写真を撮った最上流部で、長い枯れ木が2本突き刺さった辺りです。
この時に突風が吹き始めてポツポツし始めたので、ここから北は観察できませんでした。
残念ながら結構水が濁っていたので、テトラから離れた場所の底の状態ははっきり見る事ができませんでしたが、総じて調査した全エリアは、少なくともテトラから数メートルの範囲はそれ程荒れた底の状態のところは無いような感じでした。
『追記』上記写真でも判るかも知れませんが、南階段付近では外側テトラの足元までほとんど底が出ているのに対し、北に上がっていくに従って、徐々にですがテトラが水に浸かっている程度が増えています。すなわち、それほど極端ではありませんが、北に行くほど水深がある事が判ります。
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最近
『楽しいハゼ釣り』と言う、Facebookサイトに出入りするようになり、そこでこの時期にヒネを狙う方がおられたのに刺激を受けて、僕も今回伝法水門南側のテトラ帯でウロハゼを狙ってみました。
圧倒的に多かったのが、抱卵してお腹パンパンのこの子(20匹以上釣れました)
でもって、仕掛けを入れるとすぐに道糸が横に走るのがこの子(針が大きいけど、3匹針掛かり)
肝心のウロハゼは型がましなのはこの1匹のみ(14cm)
このサイズ(10cm)が3匹
って訳で、トホホな結果に終わりました(大汗)