竿がうずいて堪りません。
ブログのハゼ仲間さんも、年が明けてからハゼ釣りに出かけられている様子です。
僕にとっては初めての1月のハゼ釣りになりました。
今回は目的が、はっきりしていました。
あれほどハゼの濃い加古川・・・なのに腹パンが釣れた事が無い!
11-12月には、♀のほとんどが抱卵しているのですが、パンパンに成熟した状態のは見た事がないんです。
そこで、1月の夜釣りなら腹パンにお目にかかれないか・・・と、行ってきました。
12日は最近には珍しく穏やかで、比較的温かな日になりました。
日暮れ前に到着・・・雰囲気はバッチシです。
日が暮れて1時間くらいでやっとこアタリがあって、こんなのが・・・
10cmくらいの元気なチビちゃんです。
しかし、たまにこのサイズがアタル程度で、足元や竿いっぱいをあちこち探りますが、全然ダメです。
そんな中で、かろうじてこんなのが・・・
結果は、
17:00 - 20:00
ハエ軟竿4.5m
自作0.3号オモリ付ハリス止め
針:キジスペシャル8号
ハリス:PE蛍光ピンク1号3cm
目印にケミホタル使用
餌:赤イソメ
10cm ~ 13cm程度、10匹ほど
17cm ~ 19cm、3匹
そして、この良型3匹はなんと・・・
全て♂だったのです!・・・なんじゃこりゃ~???
普通産卵直前のこの時期は♂は穴に入って釣れないと相場は決まってると思っていました。
♀が1匹も釣れずに、♂ばかりで、しかもチビちゃんはまだまだ健在・・・
1年目に産卵サイズに達しないチビ軍団が多数存在する。
これが、この川がハゼ畑である所以なのでしょうか?
それにしても、目的は達成できなかったものの、不思議としか言いようがない結果でした。
この川はオモロイなー! やっぱし、ハゼは奥が深いな~ ♪
これで、当分釣りは冬眠に入る予定です。
次は、GW頃になるかなー?
それまでは・・・最近手を付けてない事がいーっぱいあるや!
忙し、忙し ^^
いや~、この時期に行かれたのですね、びっくり!
返信削除しかも海ではなく、左岸のたもとですね。
これだけ残っていると、昼間でも釣れそうですね・・・。
こうなると、水温が知りたいですねー。
ちなみにチビは抱卵していませんでしたか?
当方、今夜半にガシラ予定だったのですが小雨のようなので諦めました(~_~)。(テトラなので濡れると危険)
折角明け方に掛けて良い潮なのに残念。
初釣りは何時になることやら・・・。
ひーさんの父さん:
削除エヘヘ・・・アホでしょー!
去年は12月にテトラで夜釣りしてダメだったので、今年は延竿に向いている、この左岸の橋下でやりました。
すみません、水温は判らないですが、上がって来た魚をつかんでも温かく感じませんでしたので、かなり水温も下がっているんじゃないでしょうか?
チビのお腹は、すっきりスリムで、むしろ痩せたかんじだったので、多分抱卵していないと思います。但し、持ち帰らなかったので、あくまで推測です。
今夜から低気圧の影響が出始めたようなので、中止されたのは正解だと思います。
確かに、良い潮回りでしたよね・・・来月まで我慢かな?
お疲れ様です。
返信削除ハゼドン畑健在ですね。
しかもマハゼ率が高そうだからその魚影軒長が色濃くうかがえる記事になっていますね。
一定の大きさ(カラアゲ弱)だと雌雄確認できますがそれ以下(デキ等)はどうなんでしょうね?
チヌ太郎で例えるなら、2年生はオスだらけで3年生から条件をのみこみながらオスとして過ごし、4年生で雌雄分かれるという道のりなんですが…
デキは確認したことないから、もしやと思いふと疑問に思いました。
p.s
あるものをピケさんに送っておきました。
気に入られるものか解りませんが自分にとってはお気に入りのものです。
奥さんと一緒に楽しんでみてください♪
JDさん:
削除はーい、お互い様でーす!
この川におけるハゼの一生と言うか、季節ごとの変化を知りたいと言う欲求にかられています。
10cm前後で、12月頃に抱卵しているのは確認済みですが、逆に今回は1匹も抱卵した個体はなかったように思いました。
確かに、2年ハゼの場合いつ頃雌雄が決定されるのか、僕も疑問です。
わぁ!なにかなー?楽しみです ^^
ピケさん、こんにちは
返信削除加古川のハゼは他の川のハゼとは少し生態が違うんでしょうか?
ピケ博士の研究で実は新種のハゼだったなんて事になったりして。
昨日のマックス情報で水路石畳で22~3センチのハゼが釣れてましたよ。
ピケさんホームにもまだまだでかいのが潜んでそうですね。
ぶるさん:
削除はーい、こんにちわ
いやー、ここのハゼはどうも季節毎のパターンと居場所が、もう一つ把握できないんです。
マックスの見ました。
ほんまですねー!ホームのパターンさえつかめてないみたいです(焦)
ぶるさんのように、もっとじっくりホームと向き合う必要もありそうです!!
ピケさん、こんにちは。
返信削除産卵直前のパンパン個体が見られないのは、水温や産卵に適した砂泥底の分布などが加古川とほかの河川で少し違っていたり、年変動するためかもしれません(本業は魚類生態学者なので、笑)。
以前いただいたウオノエの解析結果が出てきましたのでご報告です。
いただいたウオノエは、ウオノコバンという種だと思われます。チヌやアカメなどの大型魚にも寄生する種ですが、小さなハゼについているのもこの種だったというのは面白い結果でした。
また来年度もよろしければご協力のほどお願いいたします!
寒い日が続いていますのでくれぐれもご自愛くださいませ。
ノエさん:
削除はーい、こんばんわ
そうですね、一般的にはハゼは冬季になると海の中の適度な水深の場所に落ちて産卵すると言われてますが、結構あちこちの河川で海ではない下流の汽水域で産卵しているような情報が多く見られています。
おっしゃるように、加古川の場合には海側に産卵に快適な産卵場があるのかも知れないですね。
へーっ!結果がどうなったか気になってたんです。
加古川はアカメこそ居ないものの、チヌやスズキはどっさり居るので、わざわざ小さなハゼにどうしてつくんでしょうね?
ほんとに自然って面白いですよね!
ウオノコバンは1種なんですか?それとも何種類かに分かれるのですか?
お気遣い有難うございます。
ますます、研究が発展する事を応援しています!
ありがとうございます!
削除ウオノコバンは標準和名なので、1種の名前です。日本にいる近縁種だと、イワシノコバンというのが比較的知名度が高いでしょうか。
当初は、魚ごとに別の種類のウオノエだったりするかなーと思っていたのですが、今のところ、このグループは上述の2種だけしか手に入っていません。スズキやチヌよりも、ハゼの方が底生で動きも緩慢なので、寄生しやすいのかもしれませんね。
体表につくタイプのウオノエは、漁師さんなんかもすぐに取って捨ててしまうらしいので、なかなか採集できてないのが現状です(苦笑)
ですので、ピケさんの試料は大いに活躍していますよ!
ノエさん:
削除わざわざ、有難うございます。
なるほど、色々わかって来て面白いです!