近畿地方のハゼの聖地と言えば、やはりここですね。 このところめっきり釣れなくなったと地元の方がおっしゃってましたが、それでもここの良型は貴重な存在です。 このブログにコメントを下さっている方がちょくちょく行かれてるのを見て、もう居ても立っても居られなくなって5年ぶりに行ってきました。 一人で、JRを使っての釣行は初めてで朝一に家を出て、小浜線の気山駅に到着、その後ポツリポツリ雨が残る中をポイントまで約30分の徒歩でした。
実釣:9:30 ~ 16:00
仕掛:約2.5m延竿、中通し手バネ付竿に改造品、針キジスペシャル8号
その他はいつもと同じ、青イソメ太サイズ 1,000円
用意をして竿を出す頃には雨も収まり、風も無くて明るくなり始めて良い感じになり一投目スタート。 約50mに渡り護岸の際に2列の平型テトラが並んでいるポイントで、過去に2度やった事はありますが、良型が数匹出るものの大釣りの経験はありませんでした。 どうせダメならもっと森の奥のポイントもあるし・・・と、気軽にとりあえずすぐ前の穴に落とすと、着底までに引き込みがあって17cmくらいの元気なのが釣れてきました。 今回は、遠征でしかもブクブクで生かして持ち帰るので、18cm以下は足切リリースです。 とりあえずは、釣れそうなので、一番端っこから攻め始めると昼弁タイムまでに、20cmオーバーを含めて5~6匹をキープできました。
まだこのポイントの1/3くらいしか探っていなかったので、これから更にポイントを変えるのもしんどいし丸一日ここで粘る事に決めて昼食後再スタート。 その後も、穴にはよりますが途切れる事無く釣れ続きました。 少し陽が傾き始めて水面が暗くなるとアタリが減り出して、ちょうど帰りのアラームが鳴って終了になりました。(キープの倍以上となったリリースのほとんどが17cm以上はあったので、ちょっと勿体なかったかなー!?)
釣果:
目標は、20cmオーバーのツ抜けで、それが無理でも18cm以上を20匹はキープでした。 結局20cmオーバーは7匹くらいで、ギリギリの19.5cmくらい3匹を入れて刺身用10匹になりました。
それ以下は、12匹居ましたが、2匹がギリギリ18cmを切ってたので、18cmオーバーの総数はジャスト20匹で何とか第二目標をクリアーできてホッとです(笑)
オマケ:肝醤油に肝だけじゃなくて苦玉も入れてみました。 こればっかしでは、ちょっとクドクなりますが、苦味があってまたちょっと面白い味になりました!(写真はないです) 卵もそこそこ目立つようになってきて、あと2~3ヶ月で産卵のような大きさでした。
釣場詳細:
久々子湖に行かれてる方が数名このブログを読んで下さってるので、今回は少し詳細に場所を説明します。
全体図(オレンジで囲んだのが行こうと考えていたエリア全てで、その一番下が今回のポイント)
詳細図(赤い線の所に平たい穴あきテトラが2重に沈められています。干潮時でもテトラはほぼ水面下にあります。)
ここのテトラの見本:↓の穴を探りながら、アタリが無ければどんどん次に移っていきます。(この写真は3重ですが、ここは2重です) 今回のスタートは満潮時で、水面からテトラ上面まで1mくらいありました。 テトラの穴の深さは推測ですが50cm程度だと思います。 また根掛かりは必ず起こると思って、予備の仕掛は沢山持参して下さい。 ちなみに今回はオモリのロストは無く、ハリス切れ、針折れ、針伸長等で5本の針のロストで済みました。
離れたポイントで計3回強烈な引き込みに遭遇し、全て根に引っかかってしまいました。 僕の穴釣りスタイルは、アタリがあって合わせるまでは道糸は緩め気味で、合わせる時は一気に強引に引き上げます。 このアワセをしても一方的に一気に引きずり込まれたので、全く歯が立ちませんでした。 このポイントは以前検索した時にウナギ釣りの方が紹介されてるのをみましたので、ひょっとしたらそうだったのかも知れません。
まあいずれにせよ、良型の数釣りを久しぶりに堪能できて、やっぱし聖地やな~!って釣行になりました。 ここは1月の雪の積もった夜に27cm級が出る事も知られてはいますが、流石の僕もそこまではようしないですねー