2014/10/28

三方五湖 (2/3)・・・大ハゼ続編

【夜釣り】
三銃士とのコラボによる夢の饗宴を終えて一路宿へ・・・

到着したのは日没前で、駐車したのはこの宿の釣り桟橋の前でした。
車の誘導をしてくれたのは、宿のオーナーである自称”釣り好きオッチャン”で、ハゼの事を聞くと『アカン、今年はなんでかただの1匹も釣れんわ・・・』
んんんー・・・桟橋の水面を覗き込むと、金魚藻のような淡水系の水草がびっしり。
そうは言っても自分で確かめたいので、夕食後3か所でやってみましたが全くダメでした。
この水月湖に海水が供給されるのは、人工の水路である浦見川からの上げ潮時のみ。
今年は雨が多く、奥に位置する三方湖・菅湖・水月湖の水面が上がり、久々子湖からの海水の供給が極端に減ったのが原因ではないかと思われます。
と言う事で、結果的にこの宿でのオフ会がお流れになった事が幸いでした!

・・・で、翌日にもう一度久々子湖で狙って良いかケイちゃんに聞くと、二つ返事で『私も、シジミ採りとハゼ釣りしたい♪』

【2日目:午前のみ】
早々に朝食を済ませて、久々子湖をめざします

一番近いのは、浦見川が流れ込む久々子湖の南端
ワカサマリーナ(宿と同じ会社の傘下なので、駐車も桟橋での釣りも無料で自由です。)に駐車して様子見

9時ー10時半
去年ほーさん達が竿を出されてあまり芳しくなかったところです。
しかも干潮の底直前で、川から海の方へ流れがあって時間帯としては最悪!
マリーナの方にお会いしたので、一声挨拶してハゼの事を聞いてみました。
ご自身も釣りをされるようですが『ここ数年、年々ハゼは釣れなくなっており、このあたりはどこでも20cm級のポイントだったのにさっぱり釣れなくなりました。』との話でした。
先にこんな話を聞いてしまうとねー・・・

桟橋周辺は、ざざっと30分ほど探りましたが、チビウロが数匹のみで流れも急です。
川から湖になる護岸近くに駐車していたのですが、護岸前に敷石として四角い穴あきのコンクリートブロックが2列並んで沈んでいたので、念の為に穴に落とし込んで、30mほどある護岸を探っていきました。
穴と言っても水深50cmほどで、底が土砂でふさがっている穴も多く、どんどん数をこなして行きました。
かなり(20分くらいかな?)探ってあきらめかけた頃に、あのアタリ!
少し穂先を下げてやると目印がそのまま下がり始めて・・・合わせと同時に下に突っ込みます。狭い穴でもぐられたら終わりなので、遊ぶ余裕もなくやや強引に抜きあげたら!昨日のにひけを取らない大ハゼ♪

朝から陽が照り付けていて、ケイちゃんは日陰に座って待ってくれてるので、あと30分だけと約束して、次の1匹を狙います。
どんどん流れが速くなり穴に落とし込むのが大変で、水深も心なしか浅くなっていく感じで・・・なかなか次のアタリが出ません。
護岸が切れるあたりで、そろそろ30分と言う頃に再度同じパターンのアタリがあって、なんとか同サイズ(たぶん、どちらも21cmくらい)を上げる事ができました。

このポイントは、条件が良ければ狙う価値はありそうです。
尚、以前うなぎ釣りの方がこのポイントをブログで紹介されてたのを見た事があります。

・・・で、次は早瀬にある酒蔵に寄ってから、昨日のコラボ・ポイントに向かいました。
11時半ー13時半
昨日と同じ場所に駐車し、
ケイちゃんは波打ち際にシジミ採りに・・・
僕は昨日のポイントへ・・・

同じポイントですが、陽がまだ東にあって影ができていません。
干満差が少ないとは言え、あきらかに底が丸見えの状態でした。
探っても探っても、たまに掛かるのはチビウロのみ・・・
しかたなく沖目に降り込んで、石のある場所ぎりぎりまで寄せてきて、じ~っと待つ事に・・・
ここでやっと、ええ景色やなーって周りを見る気持ちにゆとりが(笑)
竿がじーっとしてると、例のように蜻蛉も止まって”太公望”としゃれこみました。(苦笑)

それでも、ひつこくたまに位置を変わっていくと、竿尻の当たっている掌にコッっと小さな振動が伝わって・・・少しゆるめても変化なし・・・
そーっと上げていくと、ココッ!と当たったまま仕掛けが宙を舞いました(恥&クソッ!)
同じ辺りを探っても反応がないので、横にずれて再度投入。
2-3回それを繰り返したところで、同じアタリ方!すかさず、竿先をほんの少し上げて誘うと目印が少し下がり、さらに聞き合わせる感じで竿先を右上にゆっくり動かすと・・・ギュイ~~~ン♪
掛かったー! って事でやっと1匹、これも軽く20オーバーでした。
手前の石の間で掛けるのと違って、ゴロタ場の向こうで食わせたので、やや水深があり、潜られにくい事もあって取り込みに時間をかけて思い切り引きを楽しむ事ができました!

既にスタートから1時間は経ってたと思います。
ここで、ビニール袋に山ほどシジミを入れてご機嫌のケイちゃんが登場
『やらせて~♪』
『ははーっ!』っと、僕の竿をそのまま渡して、もう一度自分の用意 ^^;
まあ、エサを切ったり針につけたりを自分で全部やってくれるので助かります。

再度投入すると、今度はすぐにアタリ・・・
その後ケイちゃんも良型を1匹
やはり、ポツリ・・・ポツリと間はあきますが、きたらすべて良型♪

お腹も減ったし、いつもの天然鰻専門店の昼の時間が終わると困るので、終了しました。
【今日の釣果】
やっぱしMaxは、22.5cm(笑)

【昨日のも、今日のも全て正月の甘露煮用焼干に下ごしらえ中】
ウロコとヌメリを取って、壷抜き後綺麗に拭き取った状態
いやー、壮観でした!

釣れなくなったとは言えこれですから、昔はどんなだったんでしょうね!?
同場所での、10数年前の事を思い出してケイちゃんが一言『数が減ったねー!』
確かに、あの頃は大ハゼは混じる程度で、15-17cm級が主体で嫌と言うほど釣れたのに・・・
中小型の姿が全く見えなかったのは気がかりです。

今回久しぶりに、ずーっと奥の石畳の無い護岸(梅林の前)まで様子を見に行きましたが、当時良好なポイントだった小さい沈みブロックは、ほとんど砂で埋まってしまい全く当時のポイントの様相は残っていませんでした。

ハゼの寄り場が変わってしまったのか・・・
真冬の抱卵巨ハゼ(25-27cm)があまりに有名で、ハゼそのものが減ってしまったのか・・・
どちらにしても、環境の変化は大きいようで心配です。
でもひょっとしたら、知らないだけでまだまだポイントがあるのかも!?

・・・で、
それにしても・・・
このサイズを延竿で期待通りに楽しめるのは、やっぱしここしかないですね~♪
聖地を大事にしましょね~~~聖地バンザイ!

次はオマケで、今回の小旅行での釣り以外の楽しみのレポートです。

2 件のコメント:

  1. こんばんは

    いや~凄い、、、の一言ですね!!\(^o^)/

    素晴らしい場所で、また鯊も丸々と太っていて
    ナイスバディーじゃないですか、、、羨ましいです(^^ゞ

    岡っぱりでこんなに釣れる所はそうないでしょうね~
    流石に聖地なんですね(^_-)-☆

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    1. としぼ~さん:
      は~い、こんばんわ

      イベント代表者としては、期待通りでホッとしました(笑)

      清々しい秋の自然の中で、伸び伸びと育ってるんでしょうね♪

      この聖地がいつまでも保たれる事を祈りたいです!

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