2013/05/04

ハゼ:ホームの構造

今の季節は、大潮で干潮になると一年でも最も潮が大きく引く為、いつも釣り場の様子を見に行っています。
今回も大勢の家族連れがアサリ採りにこられていました。

今回は、そんな僕のホームの構造を解剖してみます。
(あんまり、オモロイ記事やないです・・・いつもやけど・・・)

全景:
赤い線の範囲がハゼのポイントで、左が岸、右が沖です。
この線の範囲を外すと、ほぼ釣れません。
黄色い線の範囲が、脈釣りの場合に最も実績があります。
これが、この釣り場で最も潮が引いた状態です。
ベストの立ち位置:
上記黄線のほぼ中央で、黄色い線で囲んだところがポイントです。
真冬の抱卵ハゼもこの辺りのもう少し沖目でヒットが多いです。
上記を正面から見たところ:
緑色の縦線が底から石畳の立ち位置までの高さで、およそ1.5mです。
青い線は最大の潮位、オレンジの線が最も平均的な潮位で、石が変色している事が判ります。
しかし、いくら探ってみても何故この付近がベストポイントなのか、未だに周辺との明確な差異を見つけ出す事ができません。
穴釣りポイントA:
黄色の丸印がポイントで、深さは40cmくらい
上記穴の中:
カメラを穴に突っ込んで、フラッシュを使用
ひし形の線が、ひし形の石のはじっこです。
緑色の線で囲んだ石の隙間からハゼが飛び出してきます。
穴釣りポイントB:
ここは、調子が良いと数匹、悪くても粘れば一匹は必ず釣れる穴です。
上記穴の中:
最も背後の壁際にある穴で、このように敷石と壁に囲まれた穴になっている事が判ります。
上から見た穴は、それほど大きくないですが、中はかなりの広さがあります。
穴釣りポイントC:
ここは、比較的最近になって見つけた穴で、現在のところ最強ポイントです。
この狭いところだけが上の大きな敷石の下の空洞とつながっているようです。
この黄色の線で示したところから、海水が呼吸のように出入りします。
そして、エサがこの穴に吸い込まれると穴の中でヒットします。
うまく合わせて早く引っ張り出さないと確実に根がかりする難しさがあります。
まさに、穴釣りの醍醐味と腕の見せどころですね!

12 件のコメント:

  1. 穴の中の状況が分かるとかなり有利ですね!
    ホームは干潮時でもそこまでは干かないので今度潜ります(笑

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    1. 髭地蔵さん:
      意外に干潮時に釣り場に行く事が少ないので、何かのヒントになるかなーと思って載せてみました。

      あ!そちらのホームで釣りをする時は、潜水中の人を釣らんように気ぃーつけますわ(爆)

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  2. ピケさんこんばんは!
    おもろすぎます!
    大変参考になりました!
    特に穴釣りポイントCのピケさんの実況・・・まるで川口 浩の探検隊みたいです。今も放送されているのであれば是非とも、ハゼがどこにいるのかを探検してもらいたいですね。
    もっとも、ドラえもんの人間を小さくするライトでピケさんも含め小さくなってもらってからですが。

    20センチをはるかに超える大きなハゼがピケ隊長の前に現れました・・・今にも食いつこうとしています・・・でました、ピケSキッチン攻撃!!
    ピケさんの美味しい食材に大型ハゼが食いつきました!・・・そのすきにピケが大型ハゼをゲットしようとしています・・・。

    と想像するときりがありません(笑)

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    1. ななさん:
      は~い、こんにちわ!
      良かったー(ホッ)楽しんで頂けたみたいで、凄く嬉しいです。

      そう言ってもらえるとブログを続けて行く勇気をもらえます!
      有難うございます!

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  3. ひーさんの父2013年5月5日 7:21

    いやー、分析されていますね~(^_^)。
    良さげな穴が沢山ありますが、それでも1級ポイントがあるのですね~。
    やはり潮流で餌が集まりやすいとか、外敵が侵入しにくい等の条件があるのでしょうね。
    (この石畳だと足下はフエルトとスパイクを組み合わせた磯シューズが良さそうですね)

    蛇足:
    アサリ採っているんですね、今年は大阪湾で貝毒大発生ですが・・・。

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    1. ひーさんの父さん:
      ハゼスタートまでの期間は、特に暖かくなってくると、じっとしてられなくて・・・
      結構こう言う時間も楽しいです。
      さすがに、加古川まで調査に行く根性はないですが(笑)

      アサリ:この場所に降りる階段付近に、貝毒が検出されると市が看板を出している事が多いです。
      でも今回は、5月2日の検査で麻痺性貝毒が検出されているのに、注意の看板に気がつきませんでした。
      おっしゃるように、とてもヤバイ状況です。

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  4. ピケさん、こんにちは
    グーグルアースでポイントの穴を確認しました。
    もちろんわかりませんでしたが(笑)

    だいたい50mくらいでしょうか?
    その間でしか釣れないというのも不思議です。
    なかなか穴の中まで確認できませんので面白いですね。
    Cなんてあんな狭いところはなかなか気付かないですよ。

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    1. ぶるさん:
      はーい、こんばんわ
      アハハ!確かにもう一段階アップにしたいって思う事多いですね。

      不思議でしょ・・・但し投げの方をみていると、この範囲だとかなり投げても、それなりに釣れるみたいです。
      穴釣りは、引き味は欠けますが、狭い穴から引っこ抜くのもまた面白いですよ♪

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  5. ピケさん、こんばんは2

    正直に言います!先日はピケブログを拝見。

    今日は、全ての写真をアップにしてじっくり拝見。

    写真がリアルでしかもピケさんの説明するラインを
    しっかりみることができ、まるで明日にでもこの
    場所でハゼをねらうことができる感覚に陥りそうです。

    この解説を愛知県の衣浦でしてくれたらなあと思うのは
    私だけではないと思います(笑)

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    1. ななさん:
      はーい、こんばんわ2

      わぁ、そんなに楽しんで頂けるとは思ってませんでした。

      衣浦は、かなり範囲が広くて、なかなか攻略が大変そうですが、ブログ仲間が多そうなので、情報は豊富そうですね。
      解説は5年後のななさんの宿題と言う事では?(笑)
      でも、僕もそちらは一度行ってみたいです!

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  6. いやいやっ!面白い♪
    まさにハゼのお宅訪問ですなあ。
    シーズン前にしっかりホームの研究。さすがですね。
    石積みのうえから、中の構造を推理しつつ釣るのも味わいの一つなんですね~。
    勉強になりましたです<(_ _)>。

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    1. 元単さん:
      研究と言うか、暇つぶしと言うか・・・エヘヘ
      穴釣りの面白さってこう言うところかも知れないです。

      (別件)
      そちらのブログ”岩魚号”はコメント入れる場所が見当たりませんでした。
      強靭で力強そうな魚体が美しかったです。

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